【本編】プロローグ第一幕第二幕第三幕第四幕第五幕第六幕第七幕第八幕

【投稿作品】それぞれのラストシーン

たかしんに氏たこ氏あさぎり氏第9幕&あさぎり氏第10幕猫野丸太丸氏 ・うさ氏英明氏フレッシュイア氏

 

 

<ジリリリリ−ン>

 目覚し時計のけたたましい音が部屋に鳴り響く。
「う、う〜ん・・・」
その朝、いつものようにゴミ箱のような汚い部屋で、疲れきった身体で私は目覚めました。
 布団から出ようとすると、布団の中で温まった空気が私の鼻をつきます。
「臭い・・・」
部屋=ゴミ箱の臭いとも違う異臭。これが今の私の体臭です。慣れたはずなのに決して慣れることのない臭いが私の体臭なのです。

会社に行こうと着替えを始めます。昨日から着っぱなしの下着の上から、これもまた昨日着ていたYシャツを着ます。ヨレヨレの背広。靴下だけは洗っておいた指袋付の靴下。そう、私は重度の水虫だったのです。
臭い体臭とブヨブヨと太った毛だらけの身体。禿げた頭に水虫でくずれた足。一見ホームレスかと思うような薄汚れた背広姿。ゴミだらけの6帖の和室と4.5帖の台所。これが今の私の全てです。

こんな私ですがつい先日までは・・・親が借りてくれているマンション・・・12帖のフローリングの部屋には大きなドレッサーにクローゼット・・・たくさんの洋服とアクセサリー・・・趣味で集めたぬいぐるみ。
そこにいるのは、サラッサラのセミロングの髪と白い肌・・・友達からもうらやましがられる美しい顔・・・スマートな中に結構大きな胸・・・長い足・・・どこから見ても美しいアタシ。この間まではヤマンバだったけど、美白に頑張って元に戻ったアタシ。

毎日のように厚底ブーツを履いて、親友のヨーコやリョーコやサリナやヨシリンとカラオケやクラブに行って・・・買い物をして・・・街で男を漁って・・・でも、きっちりと彼氏の勝巳君はキープして・・・毎日が楽しかった。18歳のアタシは初めての一人暮らしを心から楽しんでいた。幸福な時間。田舎の女子高では味あえなかった自由。最高のとき。

でもそんな生活はもう夢の中。毎日見る楽しい昔の夢。
 今の私は毎日小さな会社に通って・・・上司や同僚、後輩にまで馬鹿にされ疎まれている存在。友達もなく、いやらしいビデオを見ては毎日オナニーして・・・女性の下着を盗んで・・・それを身に付けて喜んで・・・誰が見ても、どこから見ても醜くて汚れた私。それが今の私。
<醜悪>
これがいまのあたしにぴったりの言葉。 
 

着替えたくないのに"勝手"に身体が着替えている。会社へ行くために。満員電車で揺られて、忌み嫌われているあの会社へ・・・。一日中いじめられ、そして、また帰りにはビデオ屋に行って・・・女装しながらの・・・オナニー・・・。毎日繰り返される地獄絵図。ああ、死んでしまいたい。でも、決して死ぬことはできない。会社を休むこともできない。自分の意思では何もできない・・・。これが私の運命?


変な機械であいつの記憶も使えるようになった。そのせいでさらに惨めになる。今のあたしはどこから見ても意気地のない変態中年だった。社会の屑。ああ、死にたい。元に戻りたい〜!!
 

毎朝、目覚めたくないのに・・・目覚めて始まる地獄な一日。ああ、誰か殺して・・・・・。






"うさ"による、もう一つの・・・・


作 うさ




終 幕〜エピローグ〜



(1)美由紀
 男って何だろう。今までは女より自由で、子供で、頼りになって、単純で、それでもって・・・・あたしには無くてはならなかったもの。男の、彼氏である勝巳のいない人生なんて考えられなかった。
 逆に、女ってあんまり好きじゃなかった。みんな外見に騙されちゃって、表面上良い娘にしてたらOKだった。どんなに頑張ったってブスはダメ。よく"外見がきれいな娘より内面のきれいな娘"っていうけど、絶対"内面も外見もきれいな娘"の方が可愛がられるに決まってる。"女は心"とかって結局はブスの遠吠えにしか過ぎないもの。
だから、女って信用できない。口じゃあ言わないだけで何を考えているのかわかったものじゃない。男の前ではきれいでも、女だけになったら豹変するヤツばっかり。昨日の友達も明日は敵。今だけ楽しければ何でもいい。内面の充実より今の美しさ。男を引っ掛けることばっかりの話題。
いつも思ってた。女って嫌だなあって・・・・。次に生まれる時は絶対男になりたいって・・・・。男っていいなあって・・・・。思ってた・・・・。
でも今は・・・・。
 心は変わっていない・・・ハズ・・・。だって、あたしは女の子のハズだから。19歳のピチピチのギャルのはずだから。

でも実際は違う。今は思う。以前はわからなかったけど、若い女性の身体ほど良いものはないと思うようになった。女は身体だけで、生きているだけで最高なんだって。触るとすべすべで・・・押したり握ったりすると強い弾力で押し返してきて・・・。
太ももなんか、もうなんと表現したら良いのか・・・。風俗でスマタを体験した時には、SEXを超えるものがあったのかと驚かされた。この間までは"たかがもも"で、腕や足と同じハズだったのに、それが今では最高のSEX器官の一つだと思うようになった。パイズリとスマタ・・・。ああ、考えただけで勃起してしまう。
その中でも胸と尻の感触は別格。ゴム風船に水を入れたようなタプタプしたととでも言うのだろうか、いかにも"詰まってます"という重量感と柔らかさ。それがまた手のひらに吸い付いて来るから溜まらない。
また、別の味わいがパンティーストッキング。柔らかさが目立っていた太ももが、ストッキングに包まれただけでまた別の味わいになる。ザラザラした中にプリプリの美肉。思わず頬擦りしたくなる。そして、その中心に位置する芳しい秘所。
この間まではただの排泄器官で、汚いところだったはず。男が舐めたがるのがすごくヘンタイだった。それが今では最高のご馳走になった。この間なんか、ファッションの女の子に、1万円の特別料金を払って舐めさせてもらった。あんまりしつこく舐めるもんだから、結局は気持ち悪がられて通報されて、恐い兄さんに追い出されたけど・・・でも、あの臭いと味は忘れられない。

 
列車はいつも通りの満員だった。今日もまた働くのか・・・
「ふう〜」
 私はこれから仕事。今までだったら寝ている時間なのに、満員電車に揺られて仕事に向かう。
 でも、満員電車も満更でもない。男としては背が小さいため、女の後ろに行くと丁度目の前に頭がくる。ああ、シャンプーの香り・・・・。溜まらない・・・・。私はオンナのはずなのに身体が勝手に反応してしまう。

『ああ・・・おんな。オンナ。女。女が欲しい。勃起したチンポをねじ込みたい。舐めさせたい。オッパイにむしゃぶりつきたい。』
『出したい。出したい。出したい』
『あ〜、でも嫌!! あたしは女。今はこんな身体でも心は女なはず!!』
『なのに・・・身体に心が支配されていく・・・。嫌〜!!』
『でも、こんなことを考えるのって結構今では楽しくなってきた・・・』
『ああ、女の尻にペニスを当てて・・・電車に揺られるのって最高・・・』
『あたしは男が好きなのよ』
『でも、勃起しないでしょ。女の身体にしか勃起しないでしょ!』
『ああ、あたしは男。紛れもない男。ああペニスが気持ちいい〜』


「ちょっと〜、触んないでよ。いいかげんにしてよね!!」
「い、いや。そんなつもりは・・・・・」
「どうしたの陽子?」
「このハゲ。さっきからあたしの尻を触ってんのよ。それにぃ、何か変なものを尻に押し付けてくるんだぁ」
「ちょっと、それって最悪〜。痴漢じゃん。気持ち悪い〜」
「ち、ち、ち、違うんです」
「何言ってんのよ、このハゲ! 皆さん、この人痴漢なんですぅ〜!!助けてくださ〜い。キャー、犯される〜!!」
「い、い、いえ。そ、そ、そ、そんな・・・・ち、ち、ち、痴漢なんて・・・わ、わ、私は・・・手が、腰が勝手に・・・」
「オラァ、おっさん。観念しろよ。いい思いしてたんだろう」
「ほら、降りろよ!」 

電車が駅に着くと、私は両腕を男の人に抱えられて駅員のもとに連れていかれました。
「駅員さん。こいつ痴漢です。あの人が被害者です」
「あたし〜、被害者ですぅ〜。このハゲ、ずっとあたしのお尻を触ってたんですぅ。それに、股の所の変なものを押し付けてきて触らせるんですぅ」
「本当ですか? あなたはこの女性のお尻を触っていたんですか? それにそんなことまで?」
「い、い、いえ。そ、そ、そんな・・・・わ、わ、私は、お、お、お尻なんて・・・・さ、さ、触ってなんか、い、い、いない・・・・」
「おう、おっさん。いいかげんに観念しろよ。触ってたんだろ。いい思いしてたんだろう!」
「そ、そ、そんな・・・いい思いだなんて・・・か、身体が勝手に・・・」
「何言ってんのよ。このハゲ、チョー最悪ぅ〜。乙女のお尻に触っといて」
「本当。これってマズクない〜?このハゲ許せな〜い」
「い、い、いや。ほ、ほ、本当に私は・・・・」
「わかりました。事実の確認をしますのでちょっときてください」
「わ、わ、私は、や、や、やってないんです・・・ウゲッ!!」
 話している私の腹に男がパンチを入れました。
「フザケンナよ、オッサン。ボコられたくなかったらいいかげんに認めろよ!」
「ああ、君。暴力はやめてください。さあ、ホームでは何ですから早くこっちにきてください」

 その後、駅員室に連れて行かれた後調書をとられました。すると、駅員が急に電話をしたかと思うと、私は駅員室から別の部屋へ、駅公安室へ連れて行かれたのです。"私も知らなかった"ことだけど、私が痴漢をしたのは今日が初めてではなかったらしいのです。そう公安員が言っていました。

「君は1年ほど前にも痴漢をしたね」
「えっ?」
「しらを切ったってだめだよ。ここにちゃんと残っているんだから。ほら、これは君だろう」
 公安員が指差す先にある名前、それは1年前に痴漢で捕まった時の私の調書でした。すぐに認めたためにすぐに帰されたようですが調書は残っています。そう、私は痴漢だったのです。公安員は知らないようですが、今"深く考えて"みると"彼の"記憶が蘇り、彼がその後もずっと痴漢をしていたことがわかりました。ただ捕まらなかっただけのことです。その彼の行動は今では私の行動ですから・・・さっきの私も、はっきり言って痴漢していました。恐かったから否定したけれど、しっかりとあの女の子のお知りを触っていました。
そして、ただ触るだけではなく、大きく勃起したペニスを彼女のお尻の割れ目に押し付けていたのです。心では否定しながらも、忌まわしいこの身体は快感に震えていたのです。
女だった頃には感じなかったこの快感。女性の身体を触る快感。やりたくないのに、感じたくないのに今の私はこの快感の虜です。

「いいかね。今度やったらこの位では済まないからな」
 土下座して謝ってやっと許してもらいました。どこまでがこの身体の"演技"なのかごこまでが私の本心なのかはわかりませんが、とにかく涙を流して謝ったおかげで帰してもらえました。


「高畑君。今頃のこのことやってきて何様のつもりかね。来たくないならやめてもらっていいんだよ。人手ならいくらでもあるんだから。どうかね。丁度いい機会だから今日で終わりにしないか?
おおい、大野君。高畑君の荷物をまとめてくれないか。"やっと"出て行ってくれるみたいだから・・・」
「はい。課長」
 私の隣の席の大野さんは、私の机を開けると荷物を出し始めました。
『なにこの課長。アッタマにきちゃう。年下の癖に態度がでか過ぎない? あたしちゃんと謝ってるじゃない。それにこの大野って女。感じ悪い』 
「ま、ま、待ってください課長。残業でもお茶汲みでも何でもやりますから首にだけはしないでください〜。お願いです〜。この通りです〜」
『何で! 何でこんなに惨めに謝るの、あたし。』
会社に行くと、無断遅刻を機会にまたいつもの課長のいじめです。これから一時的にでも逃れる手は一つしかありません。またここでも涙ながらに土下座です。だいの男が女子社員の見ている前で・・・。
「いやあね。あの年になって万年平社員だし、年下の課長にペコペコ頭を下げて」
「そうよねぇ。それにあの土下座。みっともないったらありゃしない。あたしなんか、あれ見てると踏みつけたくなるのよね」
「ええ、あなたもなの。実は、私もなのよ。この間なんかワザとつまずいた振りして蹴っ飛ばしてやったわ」
「ああ〜、いいなあ。あたしこも今度やろうっと」
 その横では、ワザと聞こえるように、女子社員たちがヒソヒソ話しています。
『うるさいわねえ。あたしだってやりたくてやってる訳じゃないのよ! この身体が勝手にやってるんだから』
『でも、何で? 何であたし勃起しているの〜!』
これが私の一日の始まりなのです。

 やっと許してもらって仕事を始めますが、面倒くさい仕事や下仕事はみんな私に回されます。できなければ馬鹿にされいじめられ・・・・。できたらできたでさっさと"さも"自分でやったかのような顔でプレゼンなどにもっていってしまいます。結局私に残るのは・・・ほとんど仕事をしていないという結果だけなのです。

『違う。こんなのあたしじゃない!!誰か助けて!! あたしは美由紀。前田美由紀なのよ。こんな出来損ないの男じゃない!!』
心の中で叫んでも誰も助けてはくれません。
でも、そんな私の中で息づいているドス黒い喜びがあるのです。
"いつか仕返ししてやる。おぼえてろよ"
"お前なんか、ボロボロになるまで犯しまくってやる"
"ケツの穴に俺のチンポをねじ込んでやる"
"浣腸をして渋谷の街中でクソさせてやる"
"手足を切り取って、一生豚として飼ってやる"
 これは決して私の考えではありません。でも、毎日のようにこんな考えが頭に浮かぶんです。あの憎い男の考えが、今では私の頭の中で、私の考えとして浮かぶんです。
 そして・・・・その考えが浮かぶと決まって・・・・"私のペニス"は大きく怒張してしまうんです。それからは、トイレに行って、頭に浮かんだ妄想をふくらませて・・・・私はオナニーを"しなければならない"んです!
『ああ、嫌!! オナニーなんかしたくない!! 汚いよ〜!!』
「お、お、おうっ!! あ〜〜〜・・・・」
『ああ・・・。またしちゃった・・・。何で? 何でなの。何でいじめられてるのにこんなことに・・・?』
『何で気持ち良いの? 何でイッちゃうの? あ〜〜〜〜〜!!』

 会社が終わると、本屋に寄ってエロ本を立ち読みして帰ります。女の人がヘアーを剥き出しにしている写真や縄で縛られている写真。口ではいえないような汚らしい酷い絡み合いをしている漫画。女だったときには想像もできなかった本を読んでいます。すると、またペニスが勃起して・・・。本屋についているトイレに入ってオナニーをするんです。四十過ぎのオッサンが・・・。
嫌なのに、見たくないのに、したくないのに・・・・。でも私の身体は言うことを聞いてくれません。あの男の日常と同じ行動しかできないのです。


(2)康夫
「リョーコ・・・・」
「ちょっと〜、ミユキ〜。何なのその格好〜。チョー変」
 あたしがセーラー服で店に行って呼び出すと、出てきてすぐにリョーコが笑いながら言った。
「いいじゃん。ちょっと着てみたくなったからさあ、着てみたんだけど似合わない?」
「ううん。似合ってるよ。高校のときと同じ。懐かしいよ・・・・でも、何かちがうなあ?」
「何が? ほら、可愛いでしょ」
あたしはリョーコの前でくるくるとミニスカートの裾を翻して回ってやった。ちょっとオーバーだったからしっかりパンツまで見せて。
「うん。可愛いけど・・・。何だろう・・・。あっ! ねえ、ミユキって昔ッからそんなに胸大きかったっけ?」
「さすが〜リョーコ。見てるとこが鋭い〜。ねえ、どう、大きいでしょ」
あたしは美由紀だったときよりも二周りも大きくなり、制服を不自然に盛り上げている胸の下に手を添えて揉むようにして見せてやった。実際、あまりの大きさに制服ははちきれそうになっており、その結果、ウエストの部分が上がってしまってお腹が見えているのだった。
「ねえ、どうしたのそれ? それってヤバクない〜? チョ〜でかいよ」
「だろう。"俺"の自慢なんだよ。触りてえか?」
「え? 何?」
「ううん。それより話を聞いてよ」
「ああ、話ね。で、なあに、話って?」

俺は早速リョーコを店が入っているビルの屋上に連れて行った。丁度開店の準備も終わり、一休みとっていた時だから文句も言われずすぐに連れて行けたし人目を避けたかったからだ。
「うん。実はね、あたし、昨日ヨーコと気まずいことになっちゃってさあ・・・どうしたらいいかわかんないから知恵を貸してもらいたいと思って・・・・」
「ええ、何で? 確かミユキとヨーコって昨日焼肉食いに行くって言ってなかったっけ?」
「うん。それでさあ。食った後、買い物して。そんであたしん家にいったんだけど・・・・そしたらさあ・・・・」
「そしたら〜?」
「買ってきた服をみせっこしてたら、なんかムラムラしちゃってさあ、レズっちゃったんだよね」
「ええ〜!! ミユキ、あんたってレズだったの?」
「へっへっへっへ、この間からね。でも"俺"のやり方が悪かったのか、南下気まずくなっちゃってさあ。だから、リョーコにも味わってもらってどこがいけなかったのか教えてもらおうと思ってさあ」
「嘘〜。マジそれ〜。それって・・・・ヤバくない〜。あたしそんな趣味ないしさあ。ちょっと、ミユキ〜。何か目が恐いよう〜」

 リョーコが言いながら後ずさりやがるから俺は思いっきり腕をつかんで抱き寄せてやった。
「ちょっと、やめてよ〜。ヒー!!」
<ビシッ! ビシッ!>
うるせえからビンタを2発食らわせてやった。そしたらリョーコのやつ驚き顔になって目に涙浮かべてやがんの。
「や、やめて〜。ミユキ〜」
「うるせえんだよ。"俺"がやりてえって言ってんだからお前は素直に股を開けばいいんだよ」
「乱暴にしないでよ〜。助けて〜」
「うるせえって言ってんのがわかんねえのか」
<ビシッ! ビシッ!>
「ヒ〜助けて・・・・・」
 まだうるせえから、更に2・3発殴ってやったらようやく黙りやがった。身体はまだ抵抗してたけどこうなればもうこっちのもんだ。俺はその場に押し倒してすぐに制服を脱がせていった。
 上着の下からは、ヨーコなんかとは違う、でっかい俺好みの胸がでてきた。
「へっへっへ、"俺より"は小せえけど、ネエチャン結構いい胸してんじゃねえか。どうだ、気持ち良いか?」
 俺は"可愛らしい"手でグイグイと揉んでやった。
「い、痛いよ〜」
「痛いだと〜、これならどうだ」
俺は自分の身体でオナニーしたときのことを思い出し、力を緩めて優しくネットリと揉み解してやった。
「・・・・・・・・・」
「へっ、感じてきやがったな。このスケベ娘め!」

 揉むだけじゃ物足りないみたいだから、今度は乳首を中心に舐めて吸ってやった。これも以前の俺じゃないテクニックをつかってやったぜ。始めは下から擦り挙げるように揉みながら、乳首の先だけを舌先でつついてやるんだ。俺も"こうされる"と気持ちよかったからな。十分に乳首が立ってきたら、今度は優しく吸って・・・・と、今度は噛んでやるんだ。
「痛い!」
 そしたら今度はさっきより優しく乳首全体を舐め回してやる。この繰り返しさ。へへへ。リョーコのやつすっかりおとなしくなってきやがった。
「そうだ、いい娘だ。おとなしくしてりゃ悪いようにはしねえからな」
「ミユキ・・・あんた一体・・・」
「俺のことなんてどうでも良いんだよ。俺はお前が欲しいだけなんだから、お前は素直に身体を差し出せばいいんだよ」
「みろ、お前のオマンコだってこんなにビショビショになって俺を欲しがっているじゃねえか。正直に言ってみろよ。俺が欲しいんだろ。俺に犯されたいんだろ。チンポが欲しいんだろ!」
「そんな・・・だってあんた女じゃ・・・・ヒー! 殴らないで・・・」
「うるせえんだよ。口ごたえするんじゃねえ。男か女かなんて関係ないんだよ。俺は犯されたいのかって聞いてんだよ」

手をリョーコのパンツに手を入れると、そこはもうびっしょりになっていやがった。こいつ、嫌だとかぬかしながら結構マゾじゃねえか?
「それ、マゾ女。これでどうだ?」
 指を2本入れて乱暴に捏ねくりまわしてやった。
「ああ〜」
「どうだって聞いてんだ。答えろ」
「・・・・あっ!・・・き、気持ち良いです・・・・」
「だろう。始めからそう言えばいいんだよ。じゃあ、ご褒美にこれをやるよ」
 俺は持ってきたバッグの中から、上野の駅前の○○○で買ってきた双頭型のディルドウ取りした。
「ああ、やめて・・・・」
リョーコのストッキングが邪魔だから破いてパンツを一気に下げてやったらまた文句を言いやがった。
「本当にやめていいのか・・・。ほれ、どうだ?」
ヌチュヌチュと音を立ててディルドウが出入りする。よくもこんなに太いものがと思うが、初めこそ多少抵抗があったが、一度奥まで入ると後は大きな抵抗もなく出入りする。
「ああ〜、いい〜」
「ほれ、ほれ、ほれ」
 リョーコのオマンコの内壁がディルドウの動きにあわせて引き出されたり入ったりしている。そのたびにリョーコの口からは喜びの声が漏れる。

<ビシッ!ビシッ!>
「ひい、何?」
「何お前一人でよがってんだよ。俺になにか御礼はないのか?普通、こんなにいいプレゼントをもらったら主人様に何か御礼をするんじゃねえのか」
「お礼?」
「そうだよ。少しは俺も気持ちよくなるようにお礼しろよ」
俺も制服を脱いですっぽんっぽんになると、リョーコの手を俺の胸に持っていった。するとリョーコのやつ、今度は素直に舐め始めやがった。
「お、おう・・・いいぞ。そうだ・・・あ〜気持ちいい・・・今度は揉んでくれ。口を休めるんじゃねえ。舐めながら揉むんだよ! そ、そうだ・・・・わかってんじゃねえか・・・・そうだ・・・・ああ〜ああ〜!!」
こいつレズじゃあねえって言ってたけど、さすが女だ。女の感じるところはよくわかっていやがる! 

いつの間にか俺が下になり、その上にリョーコがのって胸を吸っていた。上から覗き込むと・・・
「はああ、俺のオッパイって何でこんなに大きいんだ。それになんて感度が良いんだ。今日はレベルを上げてないのに・・・・こんなに感じるなんて・・・・最高じゃねえか!! はあ〜、あう〜感じる〜。もっと強く揉んでくれ。吸ってくれ。噛んでくれ〜。ああ〜たまらん〜」
「おお〜? な、何だ? ああ〜〜〜〜」
 身体の中に押し入られる違和感と、そこから生まれるあまりの快感にのけぞりながらも、何が起こったのか知りたくて首だけ起こすと、俺の胸の谷間の先には、いつの間に装着したのか、リョーコのヤツ俺が買ってきたレズ用のベルトにさっきのディルドウを通して腰に装着していつのが見えた。そして、まるで男のような腰使いで俺を攻め始めたのだ。
「うお〜たまらん。もっとやってくれ〜。おう・・・おう・・・おう・・・最高だ・・・ああ〜もっと・・・もっと・・・もっと〜〜〜〜!!」
 俺は狂っていった。握りつぶされているオッパイから生まれる快感。うずく乳首と噛まれたときの快感。全身の肌が敏感になり、指先で触られるだけでイッテしまいそうになる。

俺のオマンコからは、突かれるたびに身体の中から広がる快感と、クリトリスが擦れて生まれる痺れるような突き抜けるような快感が、リョーコの腰の動きに合わせて生まれて俺の全身を溶かしていく。
「女ってこんなにいいのか・・・気持ち良いぞ〜。ああ〜、もっと、もっと」
「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
 頭の中で何かが弾け、目の前が真っ白になったかと思うと俺の意識は消えていった。


「・・・・・・う〜ん・・・・・・・」
 どのくらい気を失っていたのか?気がつくと横でリョーコが服を着終わるところだった。
「あ、起きた? アタシ的にチョー驚いたよ。まさか、ミユキがレズだったなんてさ。てっきりあんたとヨーコは彼氏もいるし、ノンケかと思ってたから手を出さなかったのにね。実はさあ、あたしとサリナってラブラブなんだ。今度はみんなで一緒にしようね」
「・・・・・」
「それから、悪いけど、あんたのショーツ履かせてもらったよ。だって、あんたさっきあたしのショーツ破いちゃうんだもん。ストッキングは替えがあるけどショーツはないからね。ああ、それからヨーコのことだけど大丈夫だよ。あたしが今夜にでもうまく話してあげるからさ。 じゃあ、またね」
そういうと何事もなかったかのようにリョーコは店に向かっていった。
「お、女って凄えな・・・・こんなだったのか・・・・」
 はっきり言って俺は驚いた。1つはあまりの感じ方に。男にはない快感に驚いた。まるで、発射の瞬間がずっと続くような快感の波。恐ろしいほどだ。
「ヨーコとのレズなんて遊びでしかなかったんだな」
 もう一つは女の変わり方だ。始めは俺の方がリードしていじめていたはずなのに、いつの間にかいいように遊ばれて・・・それに、攻めるよりも攻められるときの快感の大きいこと!! 
「何であんなに感じるんだ? 俺ってマゾだったのか? それとも美由紀の身体がマゾなのか?」


(3)美由紀
何とか仕事も終わり、ようやく家に帰ったの10時を少し回った頃だった。金曜日だったので、遊びに出掛ける課長の仕事を回されて終わらせてきた。
『まったく頭にくるわよね。他人に仕事をまわして、自分はさっさと遊びにいっちゃうんだから・・・・』
手には仕事のバッグとコンビニの袋。中には本屋で買った本と今晩のご飯であるカップラーメンとおにぎり。いつもと同じ。
部屋に入ると早速荷物を置いて夕食。終わると今日は待望のお風呂へお出掛け。醜い身体は見たくないけど、それでも一週間に一回だけのお楽しみの時間。銭湯に行くのは初めてで恥ずかしいけど、この汚らしい身体を洗えるのならどこへでも行ってやる。

脱衣所に入ると、そこは悪夢(?)の花園。
『きゃ〜、男だらけ〜!!』
 見たくもない裸、裸、裸。子供からおじいちゃんまで、当たり前だけどみんな男で女なんか一人もいない。時間が時間だから大人が多いみたい。
 早速あたしも服を脱ぎ始める。ワイシャツを脱いで"ランニング"シャツを脱ぐ。ベルトを外してスラックスと靴下を脱ぐ。そして、いよいよ・・・・パンツを脱いだ! 股の間には寒さで縮上がったオチンチンがついていた。女だった頃は知らなかったけど、オチンチンとはタマタマって寒いとこんなに小さくなっちゃうのだった。
『これって可愛いなあ。ホント嫌いだけど、ちっちゃくなってるのを見ると可愛いって思えるのよね。 このタマタマの袋なんて・・・きゃあ〜、しわしわ! でもこれをこうやって伸ばすと・・・伸びるんだよね〜』
 時間にすればほんのわずかだけど、あたしは寒いときのお楽しみ=タマタマ袋伸ばしをして楽しんだ。これって、唯一と言っていいわずかな楽しい時間。何か不思議で楽しい時間だった。
女の、アソコってはっきり言ってすっごく醜いと思う。毛はボウボウに生えているし、すぐオリモノなんか出てきて下着が汚れるし。中は中でビラビラ&ヌルヌルでちっともきれいじゃない。オッパイなんかと違ってすごく汚いと思う。イメージとしては、樹液を垂らしてる大きな食虫植物って感じ。

中に入るとさらにグレードアップ。裸、裸、裸。前も後ろも横も当たり前だけどみんな裸。
『きゃ〜、揺れてる・・・でも、不思議。みんな形や大きさが違うんだ・・・』
そこには、男の果実がいっぱい。でも、太さも長さもみんな違う。女のって見えないから比べたことなかったけど、男のって・・・違うんだなあ。それに、なんか横に曲がってるのとか、皮を被っているのとか・・・いろいろ・・・。      
こうしてみると、あたしのモノって大きいんだなあ。縮んでいてもこの中じゃあ大きいほうだから、普通の状態になれば一番大きいと思う。
でも、楽しいのはそこまでだった。椅子に座ると目の前には大きな鏡。その中に写っているのは・・・醜い私の身体。この風呂の中で最も醜い身体。毛だらけで、デブデブしてて・・・。隣にいる男の人なんか腹筋とか見えててお腹だって平らなのに、あたしの身体は・・・恥ずかしい。
身体を洗って頭も洗って、湯船で暖まって脱衣所に出て行くと、なんか不思議な視線の嵐。あたしが通った時の男の人たちの視線が股間に注がれる。すると決まってみんな驚いた後視線を落とす。
『何?』
 脱衣所に行っても状況は同じ。あたしのオチンチンを見ると視線をそらす・・・。すると、たった一人いた子供がお父さんらしき人の手を引っ張って「ねえお父さん。あのおじちゃんのおちんちんおっきいね」だって。
 そう、あたしのおちんちんが大きいのでみんな驚いてたんだ。男って不思議ね。こんなことだけであたしは勇者になったみたいな気持ち。みんなは"負けた"って感じ。おもしろい。そう言えば勝巳が男同士って比べっこをするって言ってたっけ。
 
 何かちょっといい気持ちで部屋に帰ると、そこからはまた地獄の時間・・・。
 あたしは服を全て脱ぎ去ると、引き出しから・・・女物の下着を出した。真っ赤なレースをあしらったブラにショーツに、アンバランスなピンクのボディスーツを次々に身に付けていく。どう見てもサイズが合ってないけど、あたしはぎゅうぎゅうと肉を押し込んでいく。その時・・・
『イヤ〜! 勃たないで〜!!』
 股間ではオチンチンがはちきれんばかりに勃起していた。もちろんショーツなんかに収まるはずもなく、臍の所まで溢れていた。それをボディスーツが包むけど、その大きさは隠せるものではなく、はっきりとボディスーツを押し上げて存在を主張し続けていた。
 別の箱から出てきたのはオッパイ。そう、女性のオッパイ。シリコン製って書いてある。女のおっぱいほどじゃないけど柔らかくって、大きさは・・・多分Dカップ。ブラがEカップだったから、脂肪で膨らんだ胸からすると多分1サイズ下くらいだと思う。凄く大きい。
 カップに押し込むとそこには谷間ができている。女のとははっきりと違うはずなのに、セーターを着るとそこは女になっていた。あたしも偽Dカップだったけどそんなもんじゃない。巨大な胸がそこにあった。ドーンと突き出た胸があった。
 次はガードル。こんなに重ね着するなんて女には考えられない。でも、このガードルも変。腰とお尻の所に厚いパッドが入っていて・・・。この上から黒のパンスト。最後に軽いフレアースカート。きれいかどうかは別として、確かに"女"になったあたしがいた。

「ウフッ!」
『イヤ〜!! 嫌、嫌、嫌、嫌〜〜〜!!』
 着替えが終わると次はお化粧だった。鏡に映し出されたのは、女の衣装に身を包み、興奮し幸福そうな顔をした変態男だった。そのうっとりとした目。だらしなく緩んだ唇。ああ、これがあたしだなんて!! 嫌よ〜!!
 手際よくクリームを塗りこむと後はきちんとお化粧。あたし、男の癖にちゃんと知ってる。女の時よりうまいかもしれない。
 全てが終わるとそこにはブスだけどデブだけど、でも女になったあたしがいた。。胸もお尻も女をしていて、こういうオバサンってありかもしれない。
「うふふふふふ」
笑うと、真っ赤な唇がニィ〜って開いて気持ち悪い。男だったときも汚いけど、今のあたしは女になってもとてつもなく醜い!
"プルルルル・・・プルルルル・・・"
 すると、まるで見ていたかのように電話が掛かってきた。



(4)康夫

俺はセーラー服を着るとゲーセンに行ってみた。はっきり言って入りづらかった。いつも俺が格ゲーやってると、急に電源が落ちたり、頭からジュースが降ってきたりして・・・時にはエルボーがきたこともあった。俺がうまいのが気に入らないニイチャンたちが嫌がらせをしにくるのだった。

 俺はミニスカートの裾をいっぱいに広げて開始した。
「おう! おっ! それっ!! うわっ!」
 夢中になった俺の胸で、巨大な塊が揺れる。
「う〜ん。この胸はちょっと大きすぎたかな? 邪魔で仕方ねえぞ」
 脇を締めようとすると腕に引っかかるし、レバーを動かすとブルブル揺れるし・・・。何より、画面の下のほうが隠れて見にくい事といったらない。
「あ〜、チキショウ! やられた!!」
「ねえ、カノジョ。俺たちも仲間に入れてよ」
 俺が天を仰いでいると、いかにも遊んでますというニイチャンたちが言い寄ってきた。俺にとっては天敵みたいなヤツらだ。
「ねえってば、カノジョ。聞こえてるんでしょ。遊ぼうよ」
「うるせえな。邪魔だ。あっち行けよ。俺は一人で遊ぶからいいんだよ!」
「おっ、聞こえてるじゃん。ねえ、遊ぼうよ。俺らがもっと楽しい事してあげるからさ」
「うるせえって言ってんだよ!!」
「おい、うるせえってよ」
「カワイイ〜。カノジョ、怒った顔もかわいいね」
「ねえ、勝負しようよ。俺らが勝ったらお茶だけでいいから付き合ってよ。負けたら潔くいなくなるからさ」
「ねえ、いいじゃん。やろうよ〜」
「わかったよ。ホントに俺が勝ったらいなくなるんだな」
「やった〜、じゃあ俺と勝負ね」
 こいつらあんまりうるせえから勝負で追い払うことにした。

「お、やるね」
「カノジョすごいじゃん」
『当たり前だ。俺はインベーダーゲームの頃からのゲーマーだぞ!』
「おい、お前本気でやれよ。負けたら殺すぞ」
 応援してるのか脅してるのか、こいつら言いたい放題のことをいっていた。
「あ、ごめんね」
「ひゃあ!」
 突然、俺の太ももが大きな手で撫ぜられた。
「何するんだ!!」
 画面から目を離さずに俺は言い放った。
「ごめんね。手が滑っちゃった」
「あっ、俺も滑っちゃった〜」
「やめろ!! 汚ねえぞお前ら!!」
「だって手が滑っちゃったんだもん。仕方ねえじゃん。なあ〜」
「そうだよ。誰だって間違いってあるじゃん。なあ〜」
 こいつら、負けそうになったもんだから俺の足や胸に手を出し始めた。ももを撫でたかと思うと今度は後ろから胸を鷲づかみにされた。そのうえ揉みやがって!! 俺が抵抗できないと思って好き勝手をはじめた。
「あっ!!」
 いきなり乳首を摘ままれた!! そのとたん、痛いような痺れるような間隔が腕を麻痺させたから、俺は遂に手が止まってしまった。
「おりゃあ〜!! 勝利〜!!」 
 その隙を通いて致命的なキックが入ってしまい、俺は負けてしまった!!
「汚いぞ。お前ら。こんな勝負無効だ」
「何だと! 勝負は勝負だろうが」
「勝手に手を止めたお前が悪いんだよ」
「そうだ。お前が勝手にやめたんだろうが」
「何が買ってにだ。お前らが俺の胸を揉んだんだろう」
「知らねえよそんなこと。なあ、誰か触ったか?」
「ううん。誰もしてねえよ」
「さあ、来いよ! お茶するだけだからさあ」
「さあさあ」
「やめろよ〜。誰か助けて〜! 助けてください〜!!」
 俺は必死で嫌がったが男の力にはかなわなかった。助けを求めたが、店内の誰もが目も合わさず、誰も助けにはきてくれなかった。店員さえもが見て見ぬ振りだった。
「さあ、いこうぜ」
 俺は左右から腕を持たれて連行されてしまった。

「どういうことなんだよ。こんなところに連れ込んで」
 男たちが連れ込んだのはラブホテルだった。俺は店に入るときも叫んだけど、みんなグルなのかここでも見て見ぬ振りだった。
「どこってお茶する約束ジャンなあ」
「ふざけるな。俺は帰る」
 俺が出て行こうとすると、扉の前に立ちふさがった男が、おちゃらけた感じから一転して恐い顔になって俺を突き飛ばした。
「おい、お前。約束破るつもりか? なら、こっちにも考えがあるぞ」
「そうだよ。約束破るのは良くないよ。悪い子はこうしちゃうぞ」
 そういうと一人の男が俺に飛びついてきた。
「や、やめろよ〜」
 俺は必死に引き離そうとするけど、女の力ではとても引き離すことはできなかった。
「きゃ〜!!」
 男は俺の制服を引きちぎってしまった。とっさに俺は胸を抑えると男を蹴り飛ばした。そして、逃げる・・・・ハズだったが・・・・
『どうしたんだ俺は? なんで逃げないんだ??』
 折角男がどいたのに、俺は逃げることもせず、胸を抑えたまま座ってベッドの方に下がっただけだった。頭では逃げようと思うのに身体が反応してくれない。なぜ・・・?
『あのせいか?』
 この間、美由紀を帰す前に、コントロール装置を使って、記憶も共用できるように設定した。生活するうえでしやすいと思ったからだ。ちょっと考えれば美由紀の記憶がわかるから、回りのヤツラにもばれることはなかった。
 だが、こんな弱点があったとは・・・
『今の俺は女なのか・・・』
 男の恐さにただ震える女・・・。それが今の俺だった。逃げようにも腰が抜けて立てない。ただ震えるだけだった。

「痛ってえなあ。もう許さねえぞ」
「おい、ちょっとはアングル考えてやれよ」
「わかってるよ」
 あろうことか、一人がビデオを回し始めた。俺を犯すところをビデオに撮ろうというつもりらしい。
「や、やめて。助けて」
 俺の懇願なんか何の役にも立たなかった。男は俺をベッドに投げ上げると、胸を押さえた俺の手を他の男が押し広げ、無防備になった胸を鷲づかみにして握り始めた。
「い、痛い」
「ヒョウ〜! でっけぇ〜!! 最高〜!!」
 荒々しくブラを剥ぎ取ると、あらわになった俺の胸をみて叫んだ。
「いっただきま〜す」
 わざとらしく手を合わせてから胸に"しゃぶりつき"だした。
「へっへっへっ。おいち〜!」
「手に入り切らねえぜ」
「嫌、嫌、嫌〜」
 俺は涙を流すしかなかった。リョーコに逆に犯されたときは気持ちよかったのに、なんでか今は全然気持ちよくならない。それどころか、頭の中は恐れしかなくて、身体は震えるだけで力も入らない。
わかるのは痛み。こいつ、今上になって俺を犯そうとしているこいつが握るオッパイから生まれる痛み。悔しさでかみ締めている唇から生まれる痛み。

「さあ、ご開帳〜!!」
 変な掛け声とともに男は俺の足を押し広げてショーツをあらわにした。
「やめて〜!!」
 静止する声など気にせず、更に男はエスカレートした。
「それ〜!!」
<ビリビリ>
俺のショーツはただの布きれとなり取り去られてしまった。その結果、俺のオマンコはカメラの前でさらけ出されてしまった。
「うひょう〜、ピンクじゃん。結構遊んでそうだけどそうでもないんだね」
「でも、もうビショビショだぜ」
「え? 嘘よ。そんなことない」
「ほら見てみろよ。もうこんなだぜ」
 男は俺のオマンコに指を入れたかと思うとその指を俺の目の前に見せた。確かに濡れていた。
「それに、乳首もびんびんだぜ。ほら、わかるだろ」
 男は俺の乳首を摘まんだ。
「そんなこと・・・ありません・・・・」
 俺は感じていた・・・。全然気持ちよくなんかないのに、屈辱感と痛みしかないのに身体は男を受け入れる準備ができていた。
「なんで・・・?」

「う゛っ!!」
遂に男があたしのオマンコに押し入ってきた。
「やめて・・・」
「へへ、どうだ? 気持ちいいだろ? 感じてるんだろ?」
 男は構わず腰を突き動かしている。どんどん濡れているようで、痛みは少なくなったが気持ちは良くならない。でも、ペニスをしっかりと包み込んでいるのはわかる。
 入れ替わって以来の初めての男だった。俺の処女だった。なのにこんな形でこんな男と・・・。俺は悲しくて悲しくて涙が止まらなくなった。
それでも男は変わらない。
「い、いくぞ! うっ!!」
 男が射精した。ただそれだけ。俺には何の喜びもない。そこにあるのは屈辱感と悲しみだけ。康夫だったときにも感じていたものと似た感情だけ・・・。
 
その後俺は3人にまわされた。1人2回ずつ。6回発射された。でも、俺は1回もイッテいない。気持ちよくなんかない。女は最高に気持ちいいはずなのに、リョーコの時は、オナニーしたときは気持ち良かったのに今は全然。どうして? 女って何なの?
俺は美由紀に電話した・・・。



(5)美由紀と康夫

「はい、高畑です」
「俺だ。いいか、いますぐ部屋に来い」
『どうしたの? 泣いているの?』
「はい。いますぐ部屋に行きます」
 高畑からの電話だった。私は女装したままの姿でハンドバッグに財布を入れると、ローヒールのパンプスを履いて駅へと向かった。
 駅に行く途中も電車の中でも、"おかまだ""汚い""恐い"などのあたしの評価が飛び交った。あたし自身もそう思うから別に驚かないが、その言葉に対する反応には驚かされた。
『何? 何で感じてるの? あたし勃起してる!!』
 スカートの下では、人一倍大きいあたしのペニスが大きくそそり立っていた。フレアーだから目立たなかったけど、タイトだったら絶対にばれていたと思う。
『あたしは変態だ。変態なんだ。女装して、見られて、感じて、勃起して・・・変態なんだ。でもどうして? どうしてこんなに感じるの? こんなに醜いのに。こんなに嫌われているのに・・・。でもそれが快感? 感じるの?』

 30分もしないであたしは懐かしい部屋についた。ついこの間まで住んでいたはずなのに、今は遠い昔のようでとても懐かしい。
「開いているからすぐに入れ」
 相変わらずの涙声でインターホンからあたしのものではなくなったアタシの声が答えた。
 中にはいると、アイツがビールを飲みながら泣いていた。
「なあ、何でなんだよ。醜い姿を捨てて女になってよう、それも俺好みのギャルになって・・・胸も巨乳にしてよう・・・幸福な人生になるはずだったのに・・・だけど結局変わってないじゃねえか・・・。」
「・・・・・・」
『一体何があったっていうの』
「自由に女を抱くこともできなかった・・・ゲームだってできなかった・・・それに・・・それにアイツら! 何なんだアイツらは!!」
「・・・・・・」
「何とかいったらどうなんだ」
 その一言でやっとあたしは口を聞けるようになった。
「何があったの?」
「何がじゃねえや。何だこの身体は・・・。抱かれるだけじゃねえか・・・。俺はあんなヤツラなんか大嫌いなんだ。それなのに・・・それなのに何でアイツらを喜ばせちまうんだ!! 何の抵抗もできなかった。気持ちよくなんかないのに勃起して・・・濡れて・・・受け入れて・・・女って何なんだ・・・」
「犯されたのね」
「そうだ。お前が女装なんかしてオナニーでもしているときに、俺はあんなヤツラに抱かれて、犯されていたんだ。それもビデオにまで撮られて・・・。何なんだお前は。お前の心は。何で抵抗しないんだ。何で逃げないんだ。されるままになって・・・俺はお前のせいで犯されたんだ!!」
「そんな・・・人の身体を奪っておいて・・・心までもっていって・・・」
「うるさい。女装したオカマのくせに、勃起した変態の癖に口ごたえするな」
「・・・・・」
 あたしはまた口がきけなくなった。すると、高畑はあたしを押し倒し、パンストを引き裂いた。
「ええい邪魔だ。自分でガードルを脱げ」
「はい。ガードルを脱ぎます」
 あたしは腰を浮かせて自分でガードルを脱いだ。すると、その下からは勢いよく大きなペニスが飛び出してきた。
「いいか、ありがたく思え。いまからこの俺様が犯してやる。犯されるんじゃないぞ。俺がお前を犯してやる。ハーハッハッハッ、犯してやる〜!!」
 そういうとあたしのペニスをつかんでアソコに入れようとした。けど、ただでさえ大きいあたしのペニスがそんなにすぐに入るわけがない。何度入れようとしてもなかなか入らなかった。
「なんだこのチンポは? こんなに大きかったのか? チクショウ、俺は自由に犯すこともできなくなったのか・・・」
「よし、許す。自由に動いていいから俺を感じさせろ。俺がお前を犯しやすいように十分に濡れさせるんだ」
「はい」

 あたしは自由になった身体でアタシの身体をベッドに倒すとゆっくりと抱き始めた。そこは元女。それも自分の身体。感じるところは知りすぎるほど知りすぎている。アタシのからだはすぐに感じ始め、アイツの口からは甘い息が漏れ始めた。
「ああ、いいぞ。その調子だ・・・」
胸へ、背中へ、腰へ、ももへ、足へ。そして股間の秘所へ・・・。あたしは愛撫を続けた。するとアタシの乳首ビンビンになりアソコはビショビショになっていた。
「よし、もういい。今度は俺の番だ」
 そういうと身体を入れ替えて、アイツはあたしの服を全て脱がせてペニスをしごき始めた。
「どうだ〜、気持ちいいだろう」
「はい。気持ちいいです」
「こうされると溜まらないだろう」
「はい。溜まりません」
「なんでそんな答え方しかできないんだ」
「すいません」
「そうか、自由度が少ないんだな。よし、俺とのセックスの間は自由にしていいぞ。俺と思いっきりセックスするんだ」

 あたしはやっと全身の自由が戻った。
「いやよ。あたしは嫌。勝手にセックスすればいいじゃない。あなたは好きでアタシになったんでしょ」
自由に話せたから、身体が感じてきて、男が欲しくて仕方なくなっているのを承知であたしはアタシうを焦らしてやった。
「何だと。こいつめ生意気な・・・。こうしてやる・・・どうだ。気持ちいいだろう。溜まらないだろう」
 アタシはあたしのペニスを口にくわえたかと思うと手でしごきながら大きく強く吸い出した。舌を使ってカリの下を舐め出した。
 すると、あたしの身体が感じているはずなのに、アイツの乳首は大きく勃起し、アソコもビショビショに濡れていった。
「口なんかじゃだめよ。負けないわよ。感じるもんですか」
「何だと。じゃあこれでどうだ」
 そういうと、アイツはあたしのペニスをアタシのアソコに遂に入れた。 
「ど、どうだ。これでどうだ。あん、あん、ああん。どうだ、感じるだろう」
「はあ、溜まらないわ。もう負けそうよ」
「そうだろう。もっと攻めてやる。あっあ〜〜〜。どうだ・・・あ〜〜〜〜」
 傍から見たらこんな奇妙な光景はないだろう。とびきりきれいな若い女が、化粧をしたデブでオカマの中年オヤジを押し倒して犯している・・・とおもってセックスしている。よがりまくっているんだから。
 あたしはアイツがどんどん感じているのを冷静に見ていた。あたしって男なんだと思う。男ってセックスの最中なのに結構冷静で、女のよがり具合をしっかりと見ていられるから、攻め時がポイントを捉えてわかる。
「そら、これでどう?」
 いつの間にか身体の位置が入れ替わり、アイツはあたしの下で大きく股を開いている。あたしがペニスで突くたびに大きく声を出し悶え狂っている。
「あ〜〜〜、溜まらん。もっと強く突くんだ。腰をしっかり動かさんか」
「動かさんかですって・・・動かしてくださいでしょ。ちゃんとお願いできないんなら止めるわよ」
 腰の動きを止めると、たまらなくなってアイツはあたしに懇願しだした。
「やめるな・・・いや、やめないで・・・ください。腰を動かして犯してください・・・お願いします」
「そうだ、それでいいんだ」
 あたしが再び腰を動かし始めると、すぐにアイツが反応してよがり始めた。

「!!!」
 ここで一つの考えが浮かんだ。そう、アイツは今あたしの奴隷。あたしにペニスがある限り、セックスのためなら何でも言うことを聞くだろう。思考力なんかなくなっているからなんでもいうことを聞くに違いない。
「おい、答えるんだ。あの機械はどこにあるんだ。どうしたら元に戻るんだ」
 するとアイツはベラベラと秘密を話し始めた。あたしをどうやって捕まえたかを。どこでどうやって入れ替わったかを。そして、どうやれば元に戻るのかを・・・。まるで催眠術にかかったかのように全てを話した。
「よし、いい子だ。イカセてやるぞ」
「あ〜ありがとうございます。ああ、イク、イク、イク〜〜〜〜」
 そう言うのと同時にあたしは射精した。強く深く突き入れながら。するとあいつの身体は大きくのけぞり痙攣しながら・・・アイツはイッた。

 あいつの意識が戻らないうちにあたしは服を着せて縛り上げて猿轡をした。なにも話させないためだ。それからコントロール装置を出してOFFにした。これで新しく設定することはできない。
 それからタクシーを拾ってあの部屋へと向かった。


(6)研究所

 1時間も走るとついにそこに着いた。
そこは日本のどこかにある、怪しい研究所だった。この研究所の最深部にある怪しい一室で肉体交換が行われたのだ。「TS医学研究所」。それがすべての始まりだった。

「誰じゃな? こんな時間に」
 深夜といってもいい時間なのに研究所は開いていた。というより、開いているのを知っていた。
「以前肉体交換をお願いした高畑です」
名前を告げると中に通された。あたしは車の中で考えておいた嘘を話した。
「記憶を取り込んだら感情まで一緒になり始めてしまって・・・。なんか自分が高畑なのか美由紀なのかわからなくなってきてしまって・・・・・」
「う〜む。やはり問題が出てきたか。肉体交換はできるのはわかっていたが、感情面でそんなことがのう・・・・まあいい。今晩はもう遅いから明日にしよう」
 翌日検査することにして、とりあえずは泊まることになった。
 その夜、みんな寝静まってから博士からもらった薬でアイツを眠らせ、あたしはあの部屋へと向かった。
「あった。あの機械だわ」
 部屋の置くにはあの無機質で不気味な機械仕掛けの椅子があった。
アイツを座らせてからコンピューターを起動して、あたしも椅子に座り、腕はベルトで椅子に固定したから棒をもってスイッチを倒した。
<ウィーン・・・・>
機械が動き始めた。意識が遠のいていく。頭の中が真っ白になって・・・・
 
 身体がふわっと浮遊感に見舞われたか思うと暗闇へ・・・そして、"ズンッ"という衝撃とともに意識が現実へと戻ってきた。

 視線を落とすと、そこには大きく突き出た胸があった。そしてその先には白く細い指と細い腰。胸だけは変わっちゃったけど、これはアタシの、前田美由紀の身体だ。戻れたんだ!!
「やったぁ〜。戻れた〜!!」
「こいつのせいで、こいつのせいであんなひどい目にあったんだ・・・許せない、殺してやる!!」
用意しておいたナイフを出すと首筋に当て、一気に引き裂き・・・たかったけど、ちょっとためらってしまった。ここでころしてもアイツは楽になるだけじゃない? アタシをこんな目に合わせてただ死ぬだけなの? そんなの許せない。じゃあどうすれば・・・・。
しばらく悩んである考えが浮かんだ。
「そうだわ。それがいい」
 アタシはコンピューターに指令を入力してあいつの頭に送ってやった・・・・・。


 アタシの銀行口座には毎月50万から100万円以上の金が振り込まれている。アイツ、高畑康夫からの入金。アイツは一生アタシにお金を送り続ける。それに、もう女は抱けない。いくら女が欲しいと思ってもペニスがないから。アイツはあの後すぐに性転換手術を受けにタイに行った。だから女はもう抱けない。今はニューハーフとしてバーで働いている。毎晩のように男にケツと出来損ないのオマンコの穴を開いているはず。でも、決してイクことはできない。
 女にしか性欲を感じず、でも抱くことはできない。大嫌いな男に抱かれるだけ。でもオカマのようにイク事はできない。そして稼いだ金を無意識のうちにアタシに送ってくる・・・これがあたしにしたことの代償。死ぬまで吸い尽くしてやる。アタシに手を出したんだから・・・。

「もしもし、人浦先生? アタシ。美由紀。ちょっとお願いがあるんだけど・・・」




 

 




<あとがき>


みなさんこんばんは。うさでございます。                     GTOエピローグ・・・如何だったでしょうか? モノがモノだけになかなか書けなくて・・・。本来のGTOの中にうさらしさを出したかったのですが、そうはならずこのような作品となりました。GTOファンのみなさんごめんなさい。
でも、これでもジョーカー師の復活を祈って書いたつもりです。この願いが天に届いてくれることを切望します。                 「師よ復活してください〜!!」
最後になりますが、実はこの作品。私のデビュー1周年目の作品になるのですよ(14作目かな?)。なんとなく、TSな気持ちを発散させたくて始めた執筆活動が1年も・・・・。結構感無量なものです。いまだに内容も表現力も満足行かないものばかりだけど・・・でも1年は"もち"ました。もしよろしければ、これからもうさをよろしくお願いします。
では、また次回作でお会いしましょう。
・拙い文章ではありますが、転載等されるときは必ずご相談下さい。
・また、作品についてのご意見ご感想等を是非ともお寄せ下さい。参考にさせていただき、少しでも良い作品として生かしていきたいと思います。宛先は以下の通りです。
tatibana@pop17.odn.ne.jp



 

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